突然ですが
ぼくはギターを演奏しています。
発表の場もあるので
それまでに暗譜し覚えないといけません。
「さぁ1曲を覚えよう」という時に
楽譜を最初から最後まで全部見てしまうと
情報量が多過ぎて嫌気がさしてしまいます。。
なので、
▶︎1日目:イントロを弾きながら覚える
▶︎2日目:Aメロを弾きながら覚える
▶︎3日目:Bメロを弾きながら覚える
・
・
・
という風に
【1日にやる量を分割して】覚えていっています。
「次に進みたい!」
「早く新しい箇所を弾きたい!」
いう気持ちが芽生えるのですが
そこはグッと堪えて、
【区分けして1日にやる量を分割して】
暗譜に取り組みます。
このようにすれば意外とすぐに暗記できたりして。
そして寝て起きたら完全に覚えてる!!
という状態になります。
人間の脳みそって不思議ですよね。
——
さて、勉強にもこの考え方を応用して欲しいんです。
●成績が伸び悩んでいる子
●勉強が嫌いな子
●遅れをとっている子
など、勉強でつまづいている子ほど、
「あれもやらなきゃいけない」
「これもやらなきゃいけない」で、
落ち着いて
【まずは一つのことを完璧にする・覚える】
ということができていません。
受験が近づいていたとしても、
焦る必要はありません。
というか焦っても負のループが続くだけです。
例えば、
2024年度の中学入試を受験した
小6の男の子の一幕をご紹介します。
彼は受験前の1月まで
本当に適当な勉強をし続けていて、
「イイ加減、落ち着いて時間かけてもいいから、
目の前のことを完璧に理解しなさい」
と怒りました。
その子は理科がとんでもなく苦手で、
基礎も全く出来てないのに、
「1月だしとにかく過去問解こう!」
「過去問やってればなんとかなるでしょ!」
みたいな感じで勉強していました。
そこであえてぼくは、
“改めて教科書を開き、
苦手な範囲の言葉の確認・計算の確認・基礎事項の暗記などをしてもらい、≪もう一回ノートを作る≫というとても遠回りな作業“
をさせました。
まぁ嫌がられましたが(笑)
その範囲は完璧に仕上がりまして、なんとその後の受験で、その範囲が見事に出て、完答してくれたようです!!
これは特にイイ事例ですが、こんなこともあります。
(※もちろんぼくもプロの家庭教師なので、目星をつけてしっかりやるべき範囲などは心得ています笑)
とにかく大事なのは、落ち着いて焦らず、
【まずは一つのことを完璧にする・覚える】
ということ。
冒頭のぼくのギターの話にも繋がりますが、
“自分が確実に暗記できそうな範囲を定め、
そこに取り組む”
“極力自分に変なストレスをかけず、
時間がかかっても一つ一つ積み重ねていく”
こういった考え方を手に入れてもらいたいです。
そうすれば、
≪勉強の面白さ≫に気づき、
心配しなくてもドンドンスピードが上がってきっと
量もこなせるようになっていきます。
きっと、適当な勉強をやっている子は
「一気にできるようになる」
「一気に暗記できるようになる必殺技がある」と思ってる、つまり”楽しようとしてる”気がするんですよね(笑)
(人によっては、大人でも仕事などの場面で同じことが言えるかもしれません…)
人生はそんなに甘くありません(笑)
すごい量の勉強をこなしてる子がいますが、
それは一つ一つを早い段階で丁寧に理解し、
それがドンドン積み重なった結果、
丁寧かつ、多い量の勉強をこなしているわけです。
だからそういう子はやったらやっただけ伸びます。
形だけ真似してはいけません!
ぼくもこうして偉そうなこと言っている以上、
日々、
・教え方の勉強
・ギターの練習
・筋トレ
・読書
などを、“少しずつ”でもいいから
日常に取り入れるようにしています。
ぜひみなさんも
【困難は分割して考えよ】
これを心に日常をよくしていってもらえると
嬉しいです。
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本日も素敵な出会いをお待ちしています。
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