こんにちは!
タカオティーチャー宣伝部です!
突然ですが問題です!
皆さんはわかりますか?
<問題>○には、大と小、どちらが入るでしょう?
大 小 大 小 大 小 大 ○ 小 大 小 大
とある法則に沿って並べられているこの問題、、
わかりましたか?
答えは、、
「小」です。
解説
この問題では、
1月、2月、3月…と
「月の日数」によって並べられています。
31日まである月は「大」。
30日まである月は「小」。
(2月は28or29日と少ないので「小」。)
になります。
なかなか難しいですよね。
こちら、実は
超難関校・慶應義塾幼稚舎の入試問題なんです!
つまり、6歳児に向けて作られた問題なんですね。
「全然わからない!!」
という大人もきっと少なくはないですよね。
この問題を初見で6歳児に解かせるようになるには、
▷親とのコミュニケーションで物事の決まりを教えこむ
▷想像力を付けること
がカギとなってくると思います。
(もちろんこういう問題をたくさん解かせて”慣れる”ということも大切ですが、今回のテーマは”想像力を身につける教育”なので、こちらのテーマで話させていただきます。)
問題が解けるまでの思考の流れ
この問題を解くには、
おそらくこのような思考の流れになると思います。
①「数が12個あるから、身の回りの12個のものなのかな?」
↓
②「12個あるのは、時間かな?でもそれだとよく分からないや。うーん、月かな?」
↓
③「月には日数があるよな。あ!日数って、月ごとに違うんだった!」
↓
④「1月は31日、2月は28日(29日)、3月は31日、4月は30日…って大小交互になってるから月だ!」
↓
⑤「○があるのは8番目だから、8月か!」
↓
⑥「確か、7月と8月だけ連続して、31日なんだよな!」
↓
⑦「8月は”大”だ!!」
といった感じで答えまで辿り着くと思います。
体を使って覚えた
ちなみに私は、一瞬で分かりました。
賢いだろ!えっへん!
というわけではなく。笑
たまたま、昔親から教えてもらった
月の日数の覚え方があったので、
それですぐに分かりました。
拳の恰好をして、
左手の人差し指の付け根の骨の部分から1月、
次にへこんでいる部分を指さして2月と数えていき、
小指の付け根の骨の部分で折り返して考えるという方法です。
実はこの覚え方、かなり理にかなっていて、
子供に
こういう体を使って覚えさせるというのは
脳に刺激を与えて覚えやすいそうです。
(私の親は教育として教えてくれてたのかは謎ですが笑)
親とのコミュニケーションで物事の決まりを教えこむ
先ほどのは「月の覚え方」でしたが、
これを、
拳での覚え方のように
色んな物事全てに応用して、
「面白く」覚えさせたら、
子供は、自分から質問してくるぐらい
好奇心を持って覚えられるかと思います。
知育玩具とかで、絵本に触ったら、
その物の名前を音声で読み上げてくれるものとかありますし、そういうのを利用しても良いかもしれませんね。
想像力を付けること
これも基本的には親とのコミュニケーションだと思います。
お絵描きや工作なども良いですが、
描かせて/作らせて終わり!
では、あまり意味がありません。
「どうしてこれを作ったの?」
「どういう思いで作ったの?」
「これの良いところってなぁに?」
など、
オープンクエスチョンでコミュニケーションをする事で思考力や想像力を付ける事ができます。
まとめ
今回は、いつも書いてる中学受験とは逸れた話題でしたが、小さい頃に”地頭”を良くしておくと、かなり優位に立てます。
特に、3歳までの教育は、子どもの発達にとって
とても重要な時期と言われています。
この時期は脳の発達が急速に進むため、
適切な刺激や経験を提供することで、
将来の学びや社会的スキルに良い影響を与えます。
大きくなってから、
・なかなか物覚えが悪い子
・きちんと理解するのが難しい子
・出題される問題に対して臨機応変に回答できない子
は、幼少期の頃の教育方法が
あまり良くなかった可能性が大いにあると考えられます。
「うちの子はもう大きくなっちゃったから無駄かぁ〜」
とお思いの方、そうではありません!
今からでも、多少時間はかかりますが、
オープンクエスチョンでコミュニケーションを取る事で、思考力は見につきます。
ぜひ、参考にしてみてください!
それでは!
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